「見附島シーサイドキャンプ場」で2泊し、能登半島を堪能したら次は富山方面へ北上することにしました。
ヒスイ海岸へ
新潟県糸魚川市にある翡翠がとれることで有名なヒスイ海岸。以前テレビでやっていて一度行ってみたいと思っていた場所です。
能登半島の見附島からはかなりの距離があるので、途中まで北陸自動車道を使いました。
この日は全国的に雨模様で、ずっと霧雨が降っていました。
そしてヒスイ海岸に到着。
ここの海岸は砂浜ではなく、丸っこい石ころが敷き詰められています。
そして、ヒスイ海岸という名前の通り、綺麗なエメラルドグリーンの宝石、翡翠(ヒスイ)が採れるそう。
事前の下調べでは、ヒスイの原石は白っぽい色をしていて、磨いて光を当てると綺麗なグリーンに輝くとのこと。
でも名人でも、1時間に1個見つけられるかどうかというものらしいです。
素人が、白っぽい石を見つけて、これがヒスイか⁉︎と思ってもほとんどヒスイではないらしい。。。
でもそれらしい石をいくつか見つけたので、ヒスイかどうかはわからないけど、記念に持って帰ることにしました。
この日はずっと霧雨が降っていたので早々に引き上げ、富山まで戻ってきました。
富山ではキャンプではなく、カプセルホテルに宿泊です。
富山駅からほど近い場所にあるスパアルプスは、スーパー銭湯にカプセルホテルが付いているという感じで大浴場でお風呂に入り、宴会場で呑んで食べてそのままカプセルホテルで就寝というスタイル。
この日は山形からバイクで来たというおじさんと、呑みながらバイク旅談義で盛り上がりました。
黒部渓谷へ
翌朝、すっかり雨も上がり、絶好のツーリング日和です。
この日から北陸の沿岸に別れを告げ、内陸へ入っていきます。
目指すは黒部ダム。日本が誇る巨大建造物です。
黒部ダムは富山県黒部市にあるのですが、そこまで行くには立山連峰を超えなければいけません。
立山連峰を越えていく黒部立山アルペンルートを通ることができるのは専用のバスのみ。
マイカーやバイクで走ることはできません。
富山の沿岸沿いから黒部ダムへバイクで行くには富山から新潟の糸魚川まで行き、長野県大町まで南下します。そして、大町から西方向へ進路を取り富山県黒部市の黒部ダムへ行くというかなり大回りなルートになります。
朝7時ごろに富山を出発して糸魚川まで高速を使い、そこからはツーリングには持ってこいの気持ちのいいワインディングロードを走り抜けて行きます。
遥かに望む山々はゴールデンウィークだけれども雪化粧です。
そして10時半ごろに、黒部ダムへ行くためのバス乗り場である扇沢駅に到着しました。
ここから黒部ダムへの道路は、マイカーやバイクは侵入できません。
専用の電気バスに乗って行きます。
このバス、1964年からトロリーバスとして運行していたのですが、2019年4月からは電気バスに生まれ変わりました。
早速乗ってみます。
電車のように静かな走行音で快適です。
およそ15分で黒部ダムへ到着です。
バスが黒部ダムの駅についたら、そのまま展望台まで階段を登ります。
そしてついに黒部ダムが目の前に現れました。
デカい!
巨大な人工建造物に圧倒されます。
展望台からダムまで降りてくる階段のところどころに展望スペースがあります。
どこからみても黒部ダムは迫力満点です。
黒部湖の向こうは日本アルプス。雪化粧の山が綺麗です。
黒部渓谷の景色を堪能したら進路を西に取り、飛騨高山にある「飛騨市森林公園キャンプ場」でキャンプ泊にしました。
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