そういえば四国九州ツーリング中、ホテルの駐輪場で他のライダーさんと話をしていた時、僕のバイクを見て、「スマホの充電ができるようになってるんですか!いいですねー!」との事。
話を聞いてみるとその方はバイクツーリングに行くと、スマホの電池残量をいつも気にしなければいけないとの事。
ファミレスやファストフード店など電源が使える場所で、なんとか20%くらいまで回復させてギリギリの状態で家まで持てばラッキー!というような状況のようです。
バイクへのUSB電源のポートは割と簡単につけることができるので取り付け方を説明します。
用意するもの
まずはUSB電源の本体。USBポートが1つのもの2つのもの、シガーソケットが付いているものもあります。
個別にギボシ端子と電工ペンチを用意してもいいですが、どちらも家にない場合は下記のセットがお得です。
USB電源の取り付け方法
USB電源を購入すると、プラスもマイナスもバッテリーに接続するものが多いです。
バッテリー直接接続だと、キーがオフの時も使えてしまいますので、スマホを充電しっぱなしでバッテリーが上がってしまうというトラブルになりかねません。
そこで、キーがオンのとき、またはエンジンが掛かっている時のみ使用できるよう加工します。
電源の取り出しはいくつか方法がありますが、僕はヒューズから取るのが簡単で、元に戻しやすいのでヒューズからとりました。
USB電源のプラス端子を加工する
USB電源のプラス端子とヒューズ電源を接続するための加工を行います。
ヒューズ電源の方は既にギボシ端子のメス側になっているので、USB電源のプラス端子をギボシ端子のオス側にしてあげればそのまま差し込むだけの状態になります。
バッテリーの+側へつなぐ端子を電工ペンチで切断し、皮膜をむいて、ギボシ端子をかしめて取り付けます。
下の写真の右側のようになればオッケーです。
左の写真はヒューズ電源側です。
これを差し込んでUSB電源のプラス端子とヒューズ電源を接続します。
ヒューズを既存のものと差し替える
次にバイクのヒューズボックスを見て見ます。
ヒューズがたくさん並んでいて、どのヒューズがどの部分かというのが書いてあると思います。
イグニッション、ヘッドライト、アクセサリーなど
キーを回したら通電するもの、エンジンをかけたら通電するものなど、種類によって通電するタイミングが違います。
好みに合わせて、どのヒューズから電源をとるかを決めます。
セローの場合ヘッドライトはエンジンをかけて通電します。USB電源もエンジンがかかっている時しか使えないようにしたいので、僕のセローはヘッドライトからとりました。
ヒューズボックスの中を開けてヒューズを抜きます。
そしてそのヒューズを下の写真のようにヒューズ電源のヒューズ差し込み口に差し込みます。
これで、ヘッドライトのヒューズに流れるプラス端子を分岐させてUSB電源にも電気が流れるようになりました。
USB電源のコネクタをバイクに設置する
あとは配線の取り回しを工夫してバイクのハンドル部分などに固定します。
ハンドル部分がいいのかその他に取り付け場所があるのか、この辺りはバイクによって違うのでお好みで。
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