京都で桜の名所といえば清水寺や南禅寺、哲学の道など、数えきれないくらいたくさんの見所がありますし、ガイドブックやネットの情報などもたくさんあり、海外の観光客にも人気がありますね。
でもたくさんの人で混雑しますよね。ということで京都の中でも比較的穴場的な伏見の桜を見に行って来ました。
伏見の桜がきれいな場所
伏見といえば坂本龍馬。そんな龍馬が襲撃されたという寺田屋の側を流れる川沿いにたくさんの桜の木と柳の木があります。
なので、伏見の桜を見に行く場合は寺田屋を目指しましょう。
公共交通機関で行く場合は、京都観光Naviによると
京阪電車本線「中書島」下車徒歩約5分 市バス 京橋下車徒歩約1分 近鉄電車「桃山御陵前」下車徒歩10分 |
とのことです。
車で行く場合はとりあえずナビを「寺田屋」にセットし、近くまで来たらコインパーキングが点在しているので、近くの駐車場に停めるのが良いかと思います。
伏見の桜
伏見の桜は川沿いに咲いており、柳の木とのコントラストが印象的です。
散った桜の花びらがゆったりとした川の流れの中で少しずつ桜の絨毯のような景色を作り上げています。
川沿いの遊歩道ではたくさんのお店が出ており、桜の下で宴を楽しむ人々の姿があります。
伏見の川には十石舟・三十石船という遊覧船があり、船から桜を眺めることもできます。
そんな船と桜のツーショットを川のほとりから撮ってみました。この景色も伏見ならではという感じがします。
橋の上からも撮って見ました。この橋の上には何人かのカメラマンが三脚で撮っていました。あの桜の向こう側に京阪電車がとおると皆一斉にシャッターを切っていました。
遊覧船が桜の絨毯をかき分けて通ります。
十石舟・三十石船
この遊覧船、十石舟は2018年は3月24日(土)~12月2日(日)の期間で運行され、月桂冠大倉記念館裏から乗船できます。
十石舟よりも大きい三十石船は3月31日、4月1・7・8・28・29・30日、5月1・2・3・4・5・6日、10月6・7・8日、11月3・4日となっていて、寺田屋の裏の寺田屋浜から乗船できます。
詳細は伏見観光協会のホームページでの確認をお願いします。
そして寺田屋は坂本龍馬が幕府役人に襲撃された旅館。こちらは鳥羽伏見の戦いで焼けてしまいましたが、当時と同じ作りで再建されていて、内部を見ることができますので、伏見まできたのなら是非一度見てみてください。
寺田屋見学の料金
寺田屋見学の料金は大人400円、大高中学生300円、小人200円となっています。
伏見の酒蔵
伏見は酒どころとしても有名で、月桂冠、黄桜といった大手酒造メーカーの本社やたくさんの酒蔵があるので、散歩がてら酒蔵を巡って見るのも楽しいです。
おわりに
京都市内にはたくさんの有名なお花見スポットがありますが、情緒あふれる伏見の桜を見に行ってよかったです。もちろん人はたくさん訪れていましたがそんなに混雑しているという感じではなく、ゆっくり見て回れました。2018年の桜は散り始めていますが、桜の花びらで埋め尽くされる川の景色がまだまだ楽しめそうです。
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