関西から富士山は遠い存在ではありますが、一泊で行くなら富士山観光を充分に楽しむことができます。
今回は関西からバイクでキャンプツーリングをして回って来たおすすめの観光スポットを紹介したいと思います。
柿田川公園
富士山の雪解け水が街の中に湧き出て柿田川となって流れているのですが、その噴出場所が公園になっています。
とにかく水の透明度が高いという噂です。
ここはテレビなどで紹介していたこともあって有名ですが、僕は今まで行って見たいと思いながらもなかなか行けなかった場所です。
柿田川公園の場所
三島駅の近くなので、三島駅からレンタサイクルで行く人も多いそうです。
車、バイクで行く場合は公園内に無料の駐車場、バイク駐輪場もあります。
地図で見ても三島駅から近くの街の中から川が始まっているのが不思議な感じです。
展望台からの眺め
柿田川公園には展望台が2箇所あります。
「展望台」という名前が付いているので、富士山を眺める場所かと思っていたんですが、そうではなく、水が湧き出ている様子を見ることができる場所のようです。
まずは第一展望台からの眺めがこちら
とにかく水の透明度が高いです。
写真ではわかりにくいのですが、地面の底から水がボコボコと湧き出ています。
こちらの柿田川は富士山の雪解け水が地下で濾過され、何十年もかかってこの場所に湧き出ているそうです。
第二展望台へ行ってみます。
なんという美しいブルー。
こちらも砂を巻き上げながら水が湧き出ています。
公園内には他にも綺麗な水が湧き出ている箇所があり、眺めているだけで心が癒されます。
一通り見たら、キャンプ場へ向かいます。
田貫湖キャンプ場
柿田川公園から田貫湖へ向かっていると、霧雨のような雨が降って来ました。
そして田貫湖キャンプ場へ到着。
バイクの駐輪場は屋根付きです。
田貫湖キャンプ場は北側と南側に分かれており、南側テントサイトは予約なしでもOKのキャンプ場です。
僕のように富士山の麓でキャンプがしたい!と突然思い立っても大丈夫です。
料金はテント1張1泊で2500円、サイト利用料が1人200円です。
この日は曇り予報で、実際には雨が降っていましたが、テントサイトは多くのキャンパー達で賑わっていました。
僕は田貫湖のすぐ近くにテントを張りました。
ここのサイトは芝生なのでペグはちょうどいい具合に刺さります。
この後ろ側に富士山が見えるはずなんですが、この天候で富士山がどこにあるのかさえ分かりません。(泣)
でも霧が立ち込める田貫湖は幻想的な雰囲気で、それはそれでよかったです。
圧巻の白糸の滝
翌朝、田貫湖キャンプ場からバイクで10分ほどで行ける白糸の滝へ行きました。
白糸の滝の周りに駐車場がたくさんあります。どこからでも遊歩道から階段をおりて行き、徒歩10分ほどで滝へ到着します。
富士山観光は何度か来たことがあるのですが、いつも素通りしていました。
これほどまでに迫力のある滝だとは知りませんでした。
白糸の滝はおすすめの観光スポットです。
「たきみばし」という橋の上から撮って見ました。何本もの滝が流れているのが見えます。
富士山新5合目へ
前日は霧雨のような雨がずっと降っていて、この日も雨こそ止んだものの、富士山は一向に姿を現しません。
そんな中雲の切れ間から少しだけ富士山が顔を覗かせました。
バイクの走行中でしたが、慌てて停めて写真をとりました。
あの雲の感じなら5合目までいけば少しはいい景色が見えるかも!と、富士山新五合目へ向かいました。
そして、富士山の五合目からの眺めはこのようになっていました。
あのどんよりとした雲は全て五合目よりも下にあり、壮大な雲海を望む景色が広がっていました。
こちらの天気は晴れていて富士山山頂付近がよく見えます。
ここまで登って来て大正解でした。
6合目まで徒歩で20分くらいかけて登って見ました。
おわりに
関西から富士山までは遠いし、梅雨時だったのでずっと雨や曇りが続く天候でしたが、綺麗な湧水、壮大な滝、そして雲海や富士山山頂を望む景色を見ることができ、大満足の2日間でした。
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