これまでバイクでのキャンプツーリングに行く時に、モンベルのムーンライト3を使っていました。
ムーンライト3は1人で使うには広くて設営も簡単だし良いのですが、バイクに載せるには収納時のサイズが大きく重量もあるので、もう少しコンパクトなテントを探していました。
MSRのエリクサー2が1人で使うには十分広く、軽そうだったので購入し、早速設営してみました。
ちなみにこのエリクサー2ですが、ちょうど2018年4月モデルチェンジをしたらしく、最新モデルを手にすることができました!
これまでのモデルと、この2018年モデルで変更されている部分についても書いていきたいと思います。
設営手順
フットプリントを固定しポールを組み立てる
エリクサー2はサイズピッタリのフットプリントが付属しているのがいいですね。まずフットプリントを広げてステイクで固定します。
四隅はこんな感じ。
フットプリントを固定したところです。ポールも組み立てます。ポールの中にゴムロープが入っていてゴムの力で勝手に組み上がっていくので何も考えずにポールが組みあがります。
テント本体を組み立てる
フットプリントの上にインナーテントを広げます。
次にメインポール(長い方)をテントの四隅のリングに差し込んでいくのですが、この四隅の2つは赤い色のリングで他の2つがグレーのリングになっています。
赤いポールはテント本体の赤いリングに、グレーのポールをグレーのリングに差し込みます。
そして、フットプリントにある穴にもポールを通します。
ポールを結構曲げないとテント四隅に届かないので最初は怖いのですが、折れたりしないので大丈夫です。
ポールを挿すと下の写真のようになります。
テントにあるクリップをポールに引っ掛けていきます。これもクリップの色とポールの色を合わせるようにします。
そして赤色の短いポールを赤とグレーのメインポールと交差するようにして、テント本体のリングに固定します。
フライシートの取り付け
次にフライシートを被せます。
説明書や他のブログの設営手順などのを見ていると、フライシートの四隅はバックルでカチッと本体に固定すると書いてありますが、2018年4月以降のモデルではフットプリント、テント本体と同様のメインポールを通すリングに変更されています。
なのでこれもメインポールに差し込みます。フライシートはあとでベルトの長さを変えて張り具合を調整できるようになっているので、最初は緩めておきます。
そして、フライシートの上部のリングに短いポールの先端を通します。
ある程度フライシートが固定できたらフライシートの地面側についていたベルトをピンと張ります。
そして、前室部分にあるベルトの輪っかにペグを通して打ち込みます。
前室はこれまでのモデルではペグの固定は一ヶ所だったのが二ヶ所に変更されています。これで前室の広さが35%広くなっているそうです。
完成!
これで完成です。ここまでの所要時間、慣れれば10分くらいです。
2018年4月からのモデルは前室がこれまでグレーだったのが赤に変更されています。
2人用のテントなので、当然1人で使えばバイクツーリングでバイクに載せる大きなシートバッグやヘルメット、ジャケットなどをテントに全部入れても余裕があります。
35%広くなったという前室。雨の日なんかはここでちょっとした調理くらいはできそうです。反対側にも同じ広さの前室があります。
テント内側のポケットがやたら大きいです。
このエリクサー2ですが、商品レビューなんかだとテント本体の上部がメッシュなので冬寒そうとかあったのですが、実際組み立てた日は少し肌寒く、風も割と強めに吹いていたのですが、そんなに寒くありませんでした。
暑い日にはエアの取り入れが開閉式で調整できるようになっています。
そして夜、テント内でランタンを点けるとMSRのロゴがカッコよく浮き出てきます。
撤収
撤収は逆の手順でバラして行くだけですが、撤収時に苦労しがちなのが収納袋に収まらないというのがテントなどのあるあるネタだと思います。
このエリクサー2は収納袋にかなり余裕があり、適当に畳んでも苦労せずに収めることができます。
撤収に時間をかけたくない僕としてはこの点もよかったと思うところです。
設営、撤収に時間がかからず、大きなバッグもテント内に置けて、重量も軽く、収納サイズも小さく、なおかつカッコいいので僕は大満足でした。
バイクや自転車でのソロツーリングや2人で使うテントとしてMSRエリクサー2は是非おすすめしたいテントです。
コメント
初めまして
通りすがりで失礼します、エリクサー2の購入を検討しているのですが
わかれば教えて頂きたいのですが
収納時のサイズはどの位になりますか?
カタログ値は50cmほどあるようですが、実測どのくらいになりますか
よろしくお願いします
初めまして。
コメントありがとうございます。
収納時は折り畳んだメインポールが一番長い部分となり、このメインポールが実測値で47cmですので、47cmまでは縮めることができます。