前回天川村まで行こうとしたのですが、黒滝村の道の駅を越えたあたりから路面の凍結が目立ち始め、途中で引き返してしまいました。
この日の前日、前々日あたりは気温が高く、もう路面の凍結も解消されているだろうと思い、再び天川村へ向けて出発しました。
前回雪が積もっていたところや道路が白くなっていたところも、雪がなくなっており、快調にバイクを走らせます。
黒滝村の道の駅を過ぎても路面の状態は問題なし。気温もさほど低くなく、快適なライディングであっさりと天川村のみたらい渓谷に到着しました。
みたらい渓谷はあいかわらず水がきれいです。そして滝がすばらしい。こちらは国道沿いから見える一の滝という滝です。
みたらい渓谷から洞川温泉へと続く遊歩道を歩きます。
遊歩道は歩きやすいように整備されています。
この時期は遊歩道にある橋には雪が積もっています。橋のたもとには雪だるま。この雪だるまは何日前に作られたものなのでしょうか。
橋をわたり、遊歩道を進んでいきます。
先ほどの橋から少し歩いたところにあるこちらの滝はみたらいの滝。ところどころ雪が積もっていて、雪、岩、滝のコントラストがいい感じになっています。新緑の季節はまた違った表情を見せます。
遊歩道を歩いているといたるところでこういった氷柱(つらら)が見られます。この日の天川村は1週間まえに比べるとだいぶ暖かく感じたのですが、それでも氷柱ができるような寒さです。
こちらが、光の滝です。滝のまわりの氷柱と滝の流れが美しい。
真冬のみたらい渓谷は観光客がほとんどいません。春や夏、秋の紅葉のシーズンなどはたくさんの人が訪れます。真冬のこの日、遊歩道は整備をしており、この光の滝の先は工事で通行止めになっていました。なので光の滝の写真をとった後、バイクを止めた場所まで引き返しました。
こちらはみたらい渓谷のある天川村を流れる天の川。
夏場だと水遊びをする子供の姿が見られるのですが、この時期はさすがに観光客もほとんどいません。景色は寒そうですが、空気はピンと張り詰めて、大自然の美味しい空気の匂いがします。
ここで深呼吸をして、大自然の空気を満喫したあと、バイクを洞川(どろかわ)温泉へ走らせます。
洞川温泉は天川村、大峰山の麓にあり、夏は涼しく関西の軽井沢と呼ばれているそうです。
真冬のこの日は雪が積もっていて凍てつくような寒さでした。
今回は温泉には入りませんでしたが、日帰りでもフラっと入れる洞川温泉センターがあり、僕もよく利用します。
そしていつも洞川温泉というか天川村に来たときのお昼ご飯はいつもここです。
そう、洞川温泉センターから歩いてすぐのところにある、とり長さん。
こちらのあまご定食が本当に美味しいんです。
こちらのお店では茶粥定食などの魅力的なメニューもあるんですが、僕はいつもあまご定食を頼んでしまいます。
先ほど紹介した天の川を含む天川村の渓流ではアマゴや鮎を放流しており、春から秋にかけては釣り人がたくさん訪れます。
また、こちらの定食についてくる冷やっこは洞川温泉名物のごろごろ水という名水で作ったお豆腐です。
洞川温泉にはこのごろごろ水を使ったとうふ屋さんがたくさんありますので、ぜひ名水のとうふを味わって見てください。
この日もあまご定食を食べて大満足で帰路につきました。
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